11/23 夕方から夜
夕飯も、半分ほど食べていました。
腹は減らないよ、だけど食べとかなきゃなといっていました。
オカズにまで箸が進まず、白米を半分は食べていました。
ふりかけをかけていたら、あと一口くらい箸が進んだのかと、思いました。
意識のある母と一緒に食べた、最後の夕食でした。
コンビニの弁当とスープも一口ずつくらい、
美味いなとかいいながら、食べていました!
夕食後からモルヒネの倍増投与が始まりました。
夜間に二回トイレに行きましたが、
二回目のトイレは、自立歩行していましたが、
かなり、ヨタヨタ歩きになっていました。
この晩は、モルヒネが効きだしていたため、
お水を二回飲むのもやっとになっていました。
でも、話はまだ出来ていました。
対して水分もとっていないのに、やたらと頭から汗をかいているのが気になりました。
看護婦さんに、氷枕をもらい、冷えピタをして汗をかかないようにしました。
ソファベットを母のベットの横につけて、いつでも起きられる準備をしながら、
母の体をさすったり、手を握ったり。
自分の後悔もないようにしていたのかもしれません。
触れ合えるうちに、触れあってください。
あっと言うにまに、死に際、冷たくなります。
この日の母は、汗もかくし、熱いくらいの体温でした。
体が頑張っていたのだと思います。