小細胞肺癌の闘病記

小細胞肺癌の闘病記と情報共有です

11/22 緊急入院②

今思えば、当日夜に、母に怪しまれても会いに行って病院で一晩でも多く過ごせば良かったという後悔です。

この日は、モルヒネの投与もなく、比較的話す事は出来たのだろうと思います。

一人で、心細かっただろうな。

メールの返信もない。打つ気力体力がないんだろうな。

妹からの電話で、私もいろいろな気持ちが込み上げていて、気持ちが不安定でしたから、会いに行ったとしても、泣く事しか出来なかったかもしれません。

夜遅くに、会社の同僚が帰りに私のところへ会いに来てくれました。

お前、絶対泣くなよ。

そう言われて、我慢しました。

気持ちも落ち着けて、我慢したのを覚えています。

そうだよな。

私が泣いていたら、母も妹もみんな動揺しちゃうもんな。

我慢してても、泣けてきます。

どうにもならないのに、どうしようって思います。

後からの後悔なんてしきれないです。

思い出せば、涙も出るし、後悔もします。

誰のための涙と後悔なのかと思えば、自分の為だけだなと思いました。

今、思う事。

癌という、病気、治らない病気になったら、

元気なうちに、たくさん、最後まで本人にも楽しくしてもらいたい。

闘病の最中にでさえ、怒られたり、喧嘩したり、今まで通りのことや、思い切って贅沢な食事や、旅や。

最後までの一緒に過ごせる時間を、可能な限り一緒にいてあげてほしいです。