小細胞肺癌の闘病記

小細胞肺癌の闘病記と情報共有です

優しくなる事

母へは、もちろんそう接しています。

以前、癌治療への向き合い方が、家族間でも方向性が違ったり、日々近くで共にしている家族と、私のように離れている人間の間には、本当に埋められない事もあります。

先月末ごろに、母を含めて、私以外の家族と大きな喧嘩をしてしまい、反省しました。

それから冷静になり、日々近くで共にしている家族たちにも優しく接するように心がけています。

離れていると、楽な反面、見えない不安もあります。

それでも、きっと私は楽なんですよね…。

一番副作用が激しく出ている時期を私は見ていません。

ただ、電話越しに心配しているだけです。

仕事を切り上げて、今を一緒にいてあげたい気持ちと、今まだ、仕事を辞める事が出来ない現実もあります。

正直、仕事にも身が入らない事も多くなっています。

ただ、仕事をしていて救われる事もあります。

そして、私が仕事を続けながら、母とも旅行に行けたり出来るのは、職場の人たちや、近くで見ていてくれる家族の協力と理解があってこそだと思っています。

優しさは、いろんな物のわだかまりを溶かしてくれるような気がします。