小細胞肺癌の闘病記

小細胞肺癌の闘病記と情報共有です

母の受入

告知される前から告知されたあとの数日は絶望的になっていたといいます。

1日1日、結果を待ち、

その結果が最悪…。

それでも、母が思ったいたことは、

癌で良かった。

もし、脳こうそく、心筋梗塞、クモ膜下、事故…だったら、

家族にも会えずに、突然死んでしまうようなことだったら、それこそ辛いだろうなぁと言っていました。

私も母のそんな葛藤の末の受入を、受入なければ…。

でも、やっぱり難しいです。

まだまだ、これからやっと恩返しが出来るようになってきたのに…。

まだまだ、親孝行が出来てないこと、喧嘩をしても一番大好きなお母さんがいなくなる事を受け入れる事が出来ていません。

これから、徐々に、そうしていこうと思います。

そして、わたしも思います。

どの位残された時間があるのかは、わかりませんが、1日1日を生きて、辛い治療法にも耐えた頑張ってくれている母。

癌、むかつく。

けど、まだ時間があるみたいだから、ありがとう。

だけど、なんで、小細胞だったの…。

結局、人間は欲張りで勝手な生き物だから、

ありがとうという気持ちにも慣れてしまう。

だけど、やっぱり生きて欲しい。

1日でも長く生きて欲しいです。

闘病している方の精神力の強さには、本当に驚かされ、元気も貰えます。

わたしが元気をあげなければいけないのに。

日々、無力さと、こんな時ですら自分なことしか考えられない自分にも苛立ったり…。

癌患者の家族も、癌である。

そのようなフレーズを見つけたときに、泣けてきました。

ほんとに、そうです。

どうして良いか、わからない。

治る癌ではないこと、

末期を考えると、怖いです。

毎日楽しく、元気に。

そんな当たり前のことが、すぐに出来なくなること。

どんなに、気にしない!!

病は気から!!

と、思っていても、

やはり悲観的な気持ちは、晴れやかにはならない日もあります。