11/25 14時
洗髪が終わりましたが、なかなか呼吸が安定しなくなりました。
13時30過ぎ、先生がご家族皆さん、お集まりくださいと話されました。
いよいよです。
もう、これでホントに最後なのだと思いました。
父、妹、孫たち、母の妹、私。
それぞれ、最後まで声を掛けていましたが、目を開ける事はないだろうと、諦めていました。
14時10分ごろ。
母が一瞬、カーッと、目を見開きました。
とても怖いと感じました。
しかし、その後、ゆっくり目をつむり、
歯を見せて、ニコッ。ニコッ。と、二度ほど
元気な時の笑い方で、さほど苦しむ事もなく、
笑顔で、口角を上げたまま、静かに息を引き取りました。