未治療での生存
9月末に、これ以上の延命や治療を希望しないことを確定させてからの母のことについて書きます。
2度目の抗がん剤の副作用は初回より酷いらしいということ、効果は初回よりないということから、未治療を選択しました。
追加された薬は、経口のモルヒネです。
副作用で嘔吐があるようですが、モルヒネのおかげで深夜の咳が少し楽になっているようです。
モルヒネ=麻薬みたいな怖いイメージから、飲むのを嫌がっていましたが、
緩和ケアのドクターと看護師さんから丁寧な説明をうけ飲むようになりました。
母の受信は、これからは基本的には緩和ケアの外来が主になります。
たまたま、今の病院は緩和ケア病棟も外来も充実していましたが、
未治療を、選択するならばここの部分が充実していて、臨機応変に対応してくださる病院をさがすことをお勧めします。
緩和ケア外来は半月に一度の通院で、通院の度に、採血とレントゲンです。
結果により、緩和ケアや、呼吸器と両方のドクターが診察や処置にあたってくださいます。
母の場合は、運もあります。
運だけに任せるわけにもいかないですから、似たような環境の方がいらしたら、緩和ケア病棟に力を入れている病院は見学には行かれるのをオススメします。