小細胞肺癌の闘病記

小細胞肺癌の闘病記と情報共有です

緩和ケア

初めては、緩和ケアという意味がわかりませんでした。

ケアというからには、何かするのかな?

治療するのかな?

 

私は治験推奨派だったので、意味がわかりませんでした。

 

緩和ケアは、母の最初からの望みでした。

 

苦しまないように。

 

家に居る事ができて、

 

元気なころとさほど変わらない日常が送れるように。

 

抗がん剤治療ワンクール後、緩和ケアが始まりました。

 

薬は出ていました。

 

痛み止め、カリウム調整剤。たいしたくすりは出ていませんでした。

 

9月から、11月20ごろまで、母は、家にいて、

家庭菜園をしたり、孫と遊んだり。

母の望む、時間を作っていただけたのが緩和ケアでした。

 

本音は辛い、体がだるい日もあったと思いますが、基本的に体力もある人でしたし、戦後生まれの働き者世代の人だったので、

 

本当に癌かな?

 

と、10月ごろまで笑いながら話していました。